スオスダイ! クロマーツアーズプノンペン支店です。
先月、カンボジア在住者向けに、米どころバッタンバンへ1泊2日のツアーを開催しました!
しかも、バッタンバンで糀(こうじ)を堪能しながら、味噌づくり体験ができるスペシャルツアーです。
ツアー当日は、プノンペンを朝7時に出発し、
プノンペンから約300㎞、約5時間かけてバッタンバンへ向かいました。
途中、カンボジアの美しい景色を眺めながら進み、ついに米どころバッタンバンへ到着。
今回のツアーの目玉は、バッタンバンで糀製品を作る「ライスホリック」さんによる「味噌づくり体験」です。
ライスホリックさんは、カンボジア産の原材料にこだわり、米糀や塩糀、甘酒、味噌などを製造している工房兼レストランです。
日本の伝統を大切にしつつ、カンボジアの食文化と融合させた新しい糀文化を創造しています。
まずは、お味噌の作り方講習。
そして、お味噌の食べ比べを体験。
白味噌のほか、カシューナッツ味噌やロータス味噌、ペッパー味噌、ピーナッツ味噌など、ユニークな味噌をいただきました。
どれも風味豊かで、手が止まりませんでした!
そしていよいよ味噌づくりがスタート。
参加者全員でライスホリックさん指導のもと、味噌を仕込みました。
このような体験は、日本でもなかなかできない貴重なもの。皆で楽しく作業しながら、糀の持つ可能性に感動しました!
「手前味噌」と言われるように、かつては各家庭で味噌を作るのが当たり前でしたが、
実際にやってみるとかなりの手間がかかる作業でした。
完成した味噌玉を空気を抜くためにバケツに叩き込み、重石を乗せて1ヶ月ほど発酵させます。
今回はツアーのため、発酵の管理はライスホリックさんにお任せし、完成後に届けてもらうことになりました。
味噌づくりの後は、糀を使ったスペシャルランチを楽しみました。
手作りライスペーパーの生春巻きをカラフルな酵素ドレッシングで♪
カンボジアではライスペーパーはもうバッタンバンの1つの村でしか作ってないそうです。
皮が薄く市販されているライスペーパーとは別物でした。
続いては、糀チキンとカシュー味噌ダレのバンバンジー
続いては、エビの甘酒マヨネーズ
続いて、塩糀ペッパーポークステーキ
最後の〆は、味噌ラーメン!
どの料理も美味しくてはお腹いっぱいになりました。
ライスホリックさんの糀料理を満喫できてお腹も大満足でした。
食後に、冷たい甘酒ドリンクをいただきました。
暑い日差しのカンボジアでもとても爽やかで、一息つくのにぴったりでした。
ランチ後は、バッタンバン名物の「バンブートレイン」観光へ。
かつて内戦後に人々や物資の移動手段として使われていたこの列車は、今では観光客用に活躍しています。
日本では考えられないですが、、、
現役で使用されている線路を使い、電車が走っていない時間帯限定でバンブートレインが運行されています。
タイミング良く、私たちは電車が走るところを間近で見ることができました。
さらに、夜にはファーサーカスを鑑賞し、1日を締めくくりました。
ツアー終了後には、ライスホリックさんからお味噌の発酵経過レポートが届きました。
たまり(アミノ酸の塊)が上がってきて、発酵が順調に進んでいる様子がよく分かりました。
そして、約1ヶ月後、完成したお味噌が真空パックでプノンペンまで届けられました!
バッタンバンは、カンボジアの中でも特に米が豊富に作られている地域。
その豊かな資源を活かして、日本とカンボジアの文化が交差する場を提供してくれたライスホリックの皆さんに感謝です。
今回のツアーは、初めての宿泊型ツアーということもあり、ワクワクが止まりませんでした。
参加者の皆さんも大満足で、またこのような素敵なツアーを開催したいと思っています。
本企画は、プノンペン在住者向けの募集型ツアーでしたが、
仲が良いお友だち同士でのプライベートツアーもクロマーツアーズでアレンジが可能です。
最少催行人数4名様から承ります。ご興味がある方は、こちらよりお問合せくださいませ。
ライスホリックさんのホームページはこちらから!
バッタンバンへ遊びに行かれる際は、ぜひ遊びにいかれてください。