チョム寺院(ប្រាសាទ ជម)に行ってきました。
ここは場所を説明するのが難しいのですがコーサック寺院とタートゥオット寺院の間にあります。
西側の入口に石碑があるのでわかると思います。
チョム寺院は12世紀の初め、スーリヤヴァルマン2世の時代に建立されたといわれています。
規模はとても小さく一部崩壊している寺院ですが繊細なレリーフが今でも綺麗にのこっています。
タートゥオット寺院は仏教的であったのに対しこちらはヒンドゥー教のレリーフばかりです。
寺院の外側の壁と内部にレリーフが見られます。
特にリンテル(戸口の上部)のレリーフは必見です。
西側 8本の手を持つシヴァ
北側:乳海攪拌のシーン
下の方に亀が見えますか?
乳海攪拌は不老不死の薬を作るために神々が乳海をかき混ぜるのですがその時に亀が土台になっています。
一部崩れて建物の外に並べられてあるものも
レリーフに彫られるヒンドゥーの神々やシーンはどれも同じに見えてしまうのですが、
何をしているか、何に乗っているかでどの神様かわかることも。
この寺院は小規模ですがたくさん神々のレリーフがあるので本を片手に
じっくり見てみると面白いかもしれませんよ!!
Chorm Temple(ប្រាសាទជន)