Category カンボジア旅情報, スタッフのオススメ  Date 2025.11.27

コン島2泊3日のキャンプツアーに参加したお話。【前編】

スオースダイ!

クロマーツアーズプノンペン支店インターン生の岩本です。

みなさんいかがお過ごしでしょうか。わたくしは水祭りの3連休を狙ってコッコン州は、コン島で2泊3日のキャンプ旅に参加してきました!今回はそんなキャンプツアーに関するお話を2本に分けてお送りしたいと思います。

カンボジアの秘境 コン島とは

カンボジア最大の島、コン島。

コッコン州沖に浮かぶこの島は、長さ22km、幅7km、総面積103平方キロメートル。手つかずの自然が残る宝石のような存在です。

島内には6つの美しいビーチが点在し、真っ白な砂浜と水晶のように透き通った海が訪れる人々を魅了します。最高標高418メートルの緑豊かな山々と、色とりどりの海洋生物が織りなす景観は、まさに自然の楽園。プランクトンが豊富な海域では、多様な生態系が息づいています。

まだ未開発、ありのままの大自然を体験できる貴重な島です。

集合は朝4:30

地方へ向かうツアーの朝は早いです。

3:30に起床し、4:00にトゥクトゥクを取って集合場所へ。プノンペン大学近くのガソスタ兼カフェに集合しました。

4:30には続々と参加者がバスに乗り込んできます。カンボジアタイムといったところか、出発予定時間から20分が経過した4:50にようやく出発。外は雨上がりで少し肌寒く心地良い。窓から入る風が眠気覚ましにちょうどいいです。

プノンペン特別市~コッコン州へ

道中の休憩は2回。プノンペンから4号線(数少ないカンボジアの高速道路)をひたすらに進んでいきます。

高速のSAで一度トイレ休憩。日本のSAとは違い駐車場はガラガラ。ローカル食堂、コンビニ、Brown Coffee が立ち並ぶ中で僕は買い忘れていたウェットティッシュを購入しました。トイレを済ませてバスへ戻る。滞在時間は20分ほどでした。

高速を降りて1時間ほど走ったところで朝食を。こちらはツアーには含まれておらず、実費での精算。カンボジア代表的な朝食のクイティウをいただきます。聞いてみれば有名なお店のようです。

麺のツルツルとした食感と、優しい味のスープが朝の体に染み渡ります。

このときは気づいていませんでしたがこの時点ですでにコッコン州に突入していました。出発してから3時間ほどです。

乗船場のある水上集落へ

時刻は11時。ついに船乗り場のある水上集落に到着です。

そこは走っても大丈夫なのかと心配になる板の上をバイクで通る地元の人たち。

見ているこちらがハラハラしますが、彼らにとっては日常の道なのでしょう。

こちらでスタッフの方々は追加で必要なものを購入していました。

参加者の我々は、船の前の待合室で出発の時を待ちます(がっつりオープンエアでとても暑い)。

参加者は全員で10名。僕以外はカンボジア人でしたが、20代のグループがいたため溶け込みやすかったです。

コン島唯一の水上集落へ

本島を離れ、いざ出航です。

まだランチを取っていないこともありコン島唯一の水上集落へ向かいます。

波しぶきを浴びながらの航海は爽快。

40分ほどで到着しました。

新鮮な海鮮料理とバイソー(お米)をいただきます。

プノンペンに住んでいると海の幸を食べる機会はめったにない為大興奮。

どれもめちゃくちゃおいしい。

昼食を済ませた後は船に戻り、島の反対側へ向かいます。

この時点では本当にネットが通じなくなるとは思いもしていなかったです。

上陸!

水上集落から小一時間かけて反対側へ。

船が止まったのは岸から30mほど離れた場所でした。ツアーリーダーに確認すると波の問題で近づけないようです。

「え、ここから歩くの?」

そう、腰ほどの水位の場所からびしょびしょになりながら上陸!海に持ち物を落とさないように必死です笑。

足元は砂でぬかるんでいて、波が来るたびにバランスを取るのに必死。

でもこの体験こそが、秘境に来た実感を与えてくれました。

上陸してすぐにテント設営。私にとって実に10年ぶりのテント泊。心が躍ります。

自由時間の過ごし方

その後はしばらく自由時間。各々好きなように時間を過ごします。

私はもっぱら海水浴。

海水の塩っぽさと、肌に当たる太陽の温かさ。波の音以外、何も聞こえない静けさ。

久々に時間を忘れて遊びました。

ひとしきり遊んだ後はおやつの時間!カップヌードルをいただきます。

うまい!!!

アウトドアで食べるカップ麺は、なぜこんなにおいしいのでしょう。参加者にカンボジアスタイルを教わりながらいただきます。

気づけば夕方に。焼けたような夕日が大海原を照らします。

オレンジ色に染まった海面がキラキラと輝いて、この景色を見るためだけに来る価値がある、そう思えるほどの美しさでした。

夕日とともにもうひと泳ぎするとすっかりあたりは真っ暗に。

未開発の島のため、もちろんシャワーはありません。

桶から水をすくうタイプです。

仲良く参加者と体を流し終えるとなにやらいい匂いがしてきました。

海鮮とBBQ

夜ご飯の時間です。

夜は豪快にカニを茹でたものとBBQ!炭火で焼かれた魚介類と肉の香ばしい香りが食欲をそそります。一日の疲れが吹き飛びます。

満天の星空の下での食事。波の音をBGMに、みんなで笑い合いながら過ごす時間は格別でした。

日本と同様、カニを食べる時静かになるのは万国共通のようです笑。

 

その後ツアー参加者とお酒を酌み交わしながら長い一日を振り返りました。

 

 

続きは後編で!!!