こんにちは。
毎度クローマツアーズをご利用下さいまして有難うございます。
シェムリアップ支店の、神谷と申します。
今回は、キリングフィールドについてご紹介します。
「キリングフィールド」とは、その昔、カンボジアで起こっていた「ポルポト政権」下の「クメール・ルージュ」による大量虐殺によって殺されてしまった人達が眠っている場所です。それは、女・男、子供・大人、年寄り、知識人、更には小さい赤ちゃんまでもも、殺されました。
「ポルポト」は、冷戦時代にカンボジアの政権を獲得した人で、幼少期はごく普通の少年、学生時代は、人前に立ったり、人を指揮したり、そう言う目立つ事は出来る人ではなかった。性格は温厚だったとあります。
そんな彼が、いくら国の為とは言え、人々に過度な重労働を与え、更には、部下に人殺しをさせる。。。とても考え難いですね。今の日本では、そう言う状況は考え難いですが、皆さんは、自分の大切な人を守る為であれば、国にどんな命令を下されても、それに動ず事が出来ますか？（人殺しは、例えが大袈裟なので書きません）恐らく、自信を持って「はい」と答えられる人は少ないんではないでしょうか？
ちょっと話は変わりますが、実は私、沖縄出身者で、沖縄県も過去に戦争を体験し、多くの人が犠牲になりました。
私はその時代には産まれていませんでしたが、過去の戦地に産まれたので、学校では沢山戦争の事を習いましたし、お祖父ちゃん、お婆ちゃん達からも、当時の話を聞く事が出来ました。以前、「井戸掘り募金」のブログでも触れさせて頂きましたが、今の私達が在るのは、お祖父ちゃん、お婆ちゃん達が頑張って来てくれたからなのです。
「キリングフィールド」も、カンボジアを知る上で、重要な場所です。カンボジアへお越しの際は、是非「キリングフィールド」にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか？
https://cambodia.sketch-travel.com/products/detail.php?product_id=764
※写真はプノンペンのキリングフィールドです。
