6月24日,日本人の方が,カンボジア入国の際,簡易抗体検査に基づき作成された陰性証明書を提示したところ,入国拒否処分となり,日本にそのまま帰国する事例が発生しました。本件について当館からカンボジア保健省に照会したところ,PCR検査に基づいて作成された陰性証明書(英語。日本語は不可)でなければ入国を認めないとの回答を得ました。
これまでカンボジア政府は,入国の条件として「カンボジア入国の72時間前以内に保健当局から発行された新型コロナウイルスに感染していないことを証明する健康診断書(いわゆる陰性証明書)を提示すること」とのみ規定しており,検査方法について明示的な指定はありませんでしたが,現在の運用では,PCR検査に基づく陰性証明書を提示しなければ,同様に入国拒否される可能性があります。
カンボジアへの渡航を予定されている方におかれては,PCR検査に基づく陰性証明書を取得するようにしてください。
詳細は、在カンボジア日本国大使館のホームページをご覧くださいませ。
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000271.html