11月11日に政府が発表した入国条件の変更が11月18日より施行が開始されました。
18日までに申請し取得していた旧制度の証明書は無効となり、新制度のみが適用されます。
支払保証証明書のオンラインシステム(VAPGI)も18日よりリニューアルされ、
新たに「国籍欄」と「14日間の行動計画書」が追加されております。
以前までは、タイプA(企業による支払保証証明書)、タイプB(企業による誘致証明書)、
タイプCとD(一般的な外国人旅行者)の主に3タイプに分かれておりましたが、
新制度では下記の『2タイプ』のみとなります。
以前までのタイプAは以下の「企業関係の外国人渡航者」(2020年12月12日より制度一時停止)へ移行、
以前までのタイプBは廃止された模様、
以前までのタイプCとDは「上記以外の一般的な外国人旅行者」へ移行となります。
現時点で、当社で確認している入国規制の変更は下記の通りでございます。
【重要】(12月28日追記)「企業関係の外国人渡航者」による渡航は一時停止しております。
2020年12月12日以降にカンボジアに入国する場合には、「上記以外の一般的な外国人旅行者」での入国となりますので、入国後14日間の強制隔離となりますのでご注意くださいませ。
※当社で保健省などへ連絡し確認しておりますが、担当者によって回答が違っていたり不明瞭な部分もございます。
その為、後日、修正及び加筆する可能性がございますので予めご了承くださいませ。
カンボジアご渡航の際は必ず、ご自身で最新情報をご確認頂きご渡航くださいませ。
企業関係の外国人渡航者(尚且つカンボジア滞在が14日以内の方のみ)⇒2020年12月12日より一時停止
※カンボジア政府は、市中感染拡大を受け、企業関係の外国者渡航(滞在14日以内)の制度を2020年12月12日より一時停止しました。再開日は未定です。
《対象者条件》
中国、日本、韓国、ベトナム、タイ、米国、欧州連合加盟国からの外国人の旅行者、投資家、ビジネス関係者、会社関係者、専門家、技術者
《必要書類》
1. 出発72時間以内に取得したPCR検査による陰性証明書(英文)
2. 在カンボジア企業による支払保証証明書
3. カンボジアのビザ
《カンボジア空港入国後》
1. 上記の必要書類(1〜3)を提出
2. 優先レーンへ進みPCR検査を受ける
3. 政府指定ホテル(ソカ、ティアンイー)へ移動(事前予約不要、ホテルは選択出来ません)
4. 入国時のPCR検査の結果が分かるまで政府指定ホテルにて待機(2泊想定)
5. 結果が陰性であればホテルを出ることを許可され、提出済みの滞在地へ移動が出来る(保証書を申請した際に添付したスケジュールに従って仕事をすることができる)
6. 入国後13日目に2度目のPCR検査を受検する。(入国後14日以内でも出国のためのPCR検査を受ける事で出国が可能)
7.14日目にカンボジアを出国
※注意:渡航者が、規則を破ったり申請したスケジュール以外の行動を取った場合、保証企業及び被保証者はカンボジア法律上の責任を負う必要がございます。
<追加条件> (11月19日追記)
1.カンボジア滞在が14日以内であること(注:15日以上の滞在の場合、このスキームは利用できません。)
2. 支払保証を受けて入国する外国人の2回目の検査
出国前に、国立公衆衛生研究所にて感染検査を受検することが必要です(手続き方法及び費用については未定)。
3. 11月17日以前に取得した支払保証書及び招へい状
11月17日以前に取得した支払保証書及び招へい状は無効となります。そのため、今後、招へい状をもって入国する枠組みを利用することはできません。
4. 支払保証を受けて入国する外国人が強制隔離になった場合の宿泊先
同一フライトの搭乗者の検査結果が陽性だった場合に強制隔離となるホテルは、カンボジア保健省が指定するホテルとなり、選択することはできません。
【ホテル代金支払い方法】
1、ソカ・プノンペン・ホテル
チェックイン時にデポジットとして$200を支払う必要がございます。
チェックアウト時に残りの料金を精算いたします。
食事はオプション制(注文しなければチャージされません)
費用は下記の通りです。
– Room rate : $75/Night
– Meal : $30/day
– PCR Test 2time : $200
– Transfer from Airport to Hotel: $5/pax
2.ティアンイー・インターナショナル・ホテル
ホテルチェックイン時に全ての費用を支払う必要がございます。 食事は強制です。
費用は下記の通りです。
– Room rate : $75/Night
– Meal : $30/day
– PCR Test 2time : $200
– Transfer from Airport to Hotel: $5/pax
一般的な外国人旅行者(政府指定ホテルで14日間強制隔離)
《対象者条件》
上記「企業関係の外国人渡航者」に該当しない全ての旅行者
《必要書類》
1. 出発72時間以内に取得したPCR検査による陰性証明書(英文)
2. カンボジアのビザ
3. FORTE社のコロナ保険
《カンボジア空港入国後》
1. 上記の必要書類(1〜3)を提出
2. デポジット2000ドルを支払う
3. 一般レーンへ進みPCR検査を受ける
4. 政府指定ホテルにて14日間強制隔離
5. 13日目に2回目のPCR検査を受ける
6. 陰性結果であれば隔離解除
※注意:免疫措置に掛かる全ての費用は入国時のデポジットより差し引かれ、残金は隔離期間終了後3日以内に返金される。デポジット返金時に銀行手数料として30ドル差し引かれます。
※免疫措置による費用は、宿泊費一泊60〜75ドル、食事1日30ドル、PCR検査2回分200ドル、空港からホテルまでの送迎5ドルとなる。(宿泊費の改定以外、料金が明記されていないため、以前と変更がなければ予測として1人あたり1375〜1570ドル程度となります)
入国条件の変更になるまでの流れまとめ
11月3日 ハンガリー外相が正式訪問
11月4日 ハンガリー外相がバンコクにて陽性確認、フンセン首相含める濃厚接触者はPCR検査を受検し14日間の隔離要請
11月7日 濃厚接触者の中で初めてカンボジア人で1名陽性を確認
11月8日 感染拡大防止のため、2週間の学校休校(一部)やエンターテイメントの営業禁止(全国)を発表
11月9日 濃厚接触者で新たに3名の陽性を確認
11月10日 入国後の自主隔離期間中の違反者に対して罰金制度を制定
11月11日 政府がプノンペン都民へ二万枚のマスクを無料配布
11月11日 今月18日より入国条件の変更を発表、一般的な外国人旅行者は入国後14日間の強制隔離が義務付けされる
11月12日 フンセン首相がデマ情報であるロックダウンを否定
11月14日 フンセン首相が3回目のPCR検査で陰性、14日目の18日まで隔離を継続すると発表
11月17日 入国者のためのVAPGI(証明書申請システム)が受付中止され既に発行済みのものは全て自動リリースされる
11月18日 カンボジア入国新制度が施行開始され、支払保証証明書で入国する者は14日以内の滞在であることが追加される
11月18日 フンセン首相が4回目の最終PCR検査で陰性を発表
11月19日 全国の映画館、博物館の再開を許可
11月19日 今月23日より学校の再開及びオリンピックスタジアムの利用再開を許可
12月12日 企業関係の外国人渡航者(尚且つカンボジア滞在が14日以内の方のみ)の制度を一時停止
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