現在カンボジア政府、プノンペン都より発令されている、国内の新型コロナの拡散を抑制するための行政措置をまとめました。
※4/13現在の情報です。内容が変更となる可能性がございますのでご注意下さいませ。
4月1日(木)ー4月28(水)20:00ー5:00外出禁止令
夜の8時から
以下、在カンボジア日本国大使館HPより抜粋
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1. 4月1日から14日にかけての2週間、プノンペンにおける新型コロナの拡散を抑制するための行政措置が一時的に取られる。
2. 午後8時から午前5時まで、アルコール類を含む飲食をしに来る客を受け入れる屋台、レストラン、食堂、喫茶店、飲料店、ホテル内レストラン等の営業は一時的に停止される。但し、それらの場所でテイクアウト商品を販売することはできる。
3. 以下の例外を除き、午後8時から午前5時まで、全ての飲食やアルコール類を伴う集まりは一時的に禁止される。
(1) 同じ家に住む家族又は居住者による集まり
(2) 関係当局による規定を遵守して実施される葬式
(3) 新型コロナ陽性者の直接的、間接的接触者から検体を採取するため又は新型コロナ陽性者を運ぶための保健関係者の、又は、その他の緊急の業務に対応する医療関係者の集まり
(4) 治安や公共の秩序を維持するための、管轄当局や全ての階層における統一指揮命令委員会の集まり
(5) 公共の利益に奉仕するための、又は、管轄当局が定めた他の理由による必要な集まり
4. 以下の例外を除き、午後8時から午前5時まで、プノンペン地域の全ての移動は一時的に禁止される。
(1) 証明書又は至近の管轄当局による許可を受けた、緊急の医療を理由とした、又は、必要な家族の問題を理由とした移動
(2) 組織の任務を行うための公的及び私的な医療関係者、公務員、消防団、全ての種類の治安部隊の移動
(3) コンテナ車、貨物車、コンクリート車、建築資材や貨物運送車両、ゴミ・固形廃棄物や医療廃棄物運送車両の移動及び運送サービスに従事するスタッフの食品輸送
(4) 通常通りの営業が許可されている企業、機関、工場、事業所での仕事に従事するためのスタッフや労働者の移動
(5) 管轄当局からの許可を得たその他必要な移動
5. 上記2, 3, 4を履行しなかった個人又は法人は全て、新型コロナ等拡散防止法及びその他有効な関連の法的文書で定められた罰則の適用を受ける。
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これ、個人的に一番つらいです…
「夜の8時から朝の5時までは外に出てはいけません。飲み会も開催してはだめですよ。」令
です。
そして、本日(4/13)に「4月28日まで延期」の連絡がありました。
何か用事があって外出していても、友人の家を訪れていても、夜7時30分頃には家へ向かって出発します。
デリバリーなどは夜8時以降でも道路を走っているので可能のようです。
「家族と過ごす時間が出来て良かった」と感じる反面、
「一人で過ごさなくてはならず、退屈」と感じている方も多いですね…
4月7日(水)ー4月20日(火) 州間移動禁止
在カンボジア日本国大使館メールより抜粋
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4月6日、カンボジア政府は、4月7日から20日までの間、州を
なお、同決定によれば、プノンペン都とカンダール州の越境は、禁
また、以下の場合等も、禁止の対象とはならないとされています。
・労働職業訓練省・局からの許可証を有する工場及び企業への労働
・必要かつ緊急の医療サービスを目的とした最も近距離に所在する
・管轄当局からの許可を受けた移動
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「病気で急を要する方や、配送関連の方たちを除いて、一般の方は州をまたげません。(プノンペン都とカンダール州の越境は大丈夫ですよ。)」令
です。
許可証を所持されている方も対象外となるようです。
観光でプノンペンからシェムリアップを訪れている最中に州間移動禁止になった場合は、禁止が解けるまでシェムリアップでの滞在をお楽しみください…
4月10日(土)ー4月23日(金) 一部地域のロックダウン
在カンボジア日本国大使館メールより抜粋
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4月10日、プノンペン都は、プノンペン都内の複数の地区をロッ
● ロックダウン期間: 4月10日~4月23日
● ロックダウン対象地区
○ ミエンチェイ区
・ストゥンミエンチェイ第1町
・ストゥンミエンチェイ第2町
○ センソック区
・オーバエクオーム町トロンモアン村
○ ポーセンチェイ区
・チャオムチャウ第 1 町:トロペアントロン2村及びトゥールポンロー村
・カカープ第 1 町:チョムカーウルク第1村、南ポプローク村、北ポプローク村及
・カカープ第 2町:チョムカーウルク第2村
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感染者がいたため、ロックダウンとなりました。
ロックダウン期間中は、
移動(居住地区からの外出。ただ、ひと家族2名のみ、週に2回までは通知をすれば外出可能)
集会(飲み会など)
ビジネス活動(ガソリンスタンド、レストラン、銀行などを除く)
これらを守らなくてはなりません。
現地のカンボジア人は、
「うちは大丈夫だけど、近所がロックダウン」
となった際は外出を最大限に控えることがあるようです。
実際、ロックダウンではない地域でも美容室などいくつかの店舗の休業が目立ちます。
4月11日(日)ー4月24日(土) アルコール飲料の販売を禁止
「アルコール飲料は飲んでもいいけど、お店では売らないよ」令
です。
首都中の市場、スーパーマーケット、レストラン、カフェ、屋台、酒屋はアルコールを販売することを禁じられました。
これは、新型コロナの蔓延を封じ込めるためのプノンペン政府による政策です。
普段お酒を飲まれる方はすごくしんどいですよね…
ご家庭にお酒の蓄えがある方は非常にラッキーですが、数はかなり少ないかもしれないです。
実際にプノンペンのショッピングモールへ4/11に行ってきました。
11日にはすでに酒類の販売は停止しており、手に取ることができませんでした。
個人的には「即行動」の考え方は素晴らしいと思う反面、アルコール販売禁止が延長されたらご近所さんと飲み会が出きなくて少し残念だな…と少し感じます。
みなさま今後も感染予防に努めるとともに、引き続きカンボジア当局の発表に注意深く確認につとめましょう!
下記大使館からのメールより抜粋させて頂きました。
こちらで随時ご確認ください。
在カンボジア日本国大使館