ប្រាសាទ តាទួត Ta Tuot Temple
ガイドブックや地図ではプリアピトゥ(Preah Pithu)で探すといいかもしれません。
プリアピトゥグループの中には複数寺院があり、今でも地図やガイドブックでは名前が記載されていることは少ないですが、最近は個々の寺院の前に石碑が設置されているため、名前と建立された年代が確認できます。
今回は西側から入場してみます。こちらは西側の入口です。
階段を上り寺院の敷地に入ります。
Ta Tuot寺院は12世紀前半に建立されたと言われています。
特徴的なのは後世に彫られたのかもしれませんが約40体の仏像の彫刻が見られます。
仏教系の彫刻は破壊されていることが多いので珍しいと思います。
寺院の敷地に入り祠堂を見上げるとリンテルに彫られた彫刻が顔を出します。
祠堂の階段は上って良いのか不安になりますが、立ち入り禁止マークがない状態で、崩れていなければたいてい上っても問題ありません。
祠堂の中央部分の四面に彫刻が彫られています。
線香が焚かれ今でも信仰の場となっています。
祠堂の中央を出て東側のリンテルにも仏像は彫られています。
後ろを振り返りながら東に下りていきます。
こちらは東側の入口
この辺りは開けていて、時期によっては緑が映えます。
さらに東に進むと完全に崩れた建物
そしてさらに進むと
象の像がありました。
昔は東側から入場したのでしょうか?
象の像の先には獣道のような小道がありましたよ。
ប្រាសាទ តាទួត Ta Tuot Temple
プリアピトゥグループの中では一番東奥になります。Kor Sak寺院から入る場合はChorm寺院の次の寺院です。
あまり広くはないのでグループ内の寺院全部訪れてはいかがでしょうか。