チョムリアップスオ! はじめまして。今月からインターンとしてシェムリアップで働いている永田です。
初めてカンボジアに来て1週間も経たない頃、カンボジアの農村での1泊のホームステイに行ってきました。のどかな村でディープな体験の連続……。ここでしか見れない景色ばかりでした!
シェムリアップ市街から車で50分ほど、着いたのはクナーポーと呼ばれる集落です。周りには水田が広がり、牛が歩き、高床のおうちが並んでいる、とってものどかな場所でした。シェムリアップの街を少し離れただけで、こんなにスローな雰囲気の村になるなんて、と感動してしまいます。
到着すると、ガイドのホンさんとホストファミリーのモウンさん一家が出迎えてくれました。
さっそく、ほうきやかご、屋根を作る体験が始まります。この村では雨の多い時期には、ハンドメイドでこうした道具を作っているそうなんです。カンボジアならではの植物由来の道具、味わい深いですよね。
カンボジアでよく見る左右非対称の形のほうき。結構きれいに掃けます
ほうき作りは一筋縄ではいかない
かごの作り方や
屋根の作り方も教えてもらえます
続いて昔ながらの精米を体験しました。精米機が普及する前から長年続けられてきた伝統的な方法だそうです。
まずは籾摺り。棒を前後に押し引きすることで臼を回せるなんてよくできてる!
平かごをゆすって軽い籾だけを下に落とすらしいのですが……
難しくて全然できませんでした泣
踏み臼で精米をします。こどもたちのまねをしよう!
できました! 人が食べない部分は鶏や豚の餌にして無駄にはしないそうです。すばらしい
日が傾いてきたところで、水田から夕日のよく見れるスポットまで案内してもらいました。
水田の中にある東屋から夕陽を眺めます
初めてなのにどこか懐かしい景色
あぜ道を歩いていると、自転車で颯爽と現れたこどもたち
田んぼに魚を取りに来たみたいです。遊びながら取っていました。ガイドさんもこどもの頃はこうして遊んでいたそうですよ
日が沈み、のんびり家に戻ろうとしてると遠くのほうから雷鳴が聞こえてきました。ガイドのホンさんが、じきに雨が降るから急ごうと言います。ホンさんに合わせて速足で歩いていると家に到着。屋根のある所に着いてから、ものの5分で土砂降りの雨が降ってきました。セーフ! 自然と共に暮らしてきたこそ、この村の人は天候のことはよく理解しているのでしょうか。さすがです。
日暮れの時間、多くの家で焚火をしていました。これもまたいい雰囲気
夕飯はホストファミリーが作ってくれました。これがホンモノのクメール家庭料理! 特に人参の肉詰めは絶品でした
蚊帳の中でおやすみなさ~い
喧噪を忘れてのんびりと、色々な体験をできた1日目でした。2日目に続きます!