こんにちは! インターン生の永田です。前回に引き続きクナーポー村での農村ホームステイ2日目の様子をお届けします。
蚊帳のある、高床のおうちで一晩を過ごし朝を迎えました。昨晩は土砂降りでしたが、朝はすっきり晴れました。朝ごはんもホストファミリーに作っていただきました。

目を覚まして外に出るとこんな景色! 犬はまだ眠いみたい

泊めていただいた高床住宅です

ごはんは高床の家の下でいただきます。この外でも内でもない空間が気持ちいい

朝ごはんは魚のフライと卵焼き。米がよく進む味付けです!

魚はホストファミリーのお父さんが朝、田んぼで取ってきたものだそうです。地産地消!
朝ごはんを食べ終わると、バイクに乗せてもらい、村を案内してもらえることに。バイクで駆け抜けながら見る村の朝の様子もなかなかいいものでしたよ。

小学校のこどもたちは朝から元気に駆け回っています

都市部ではお目にかかることのない乗り合いトラクター。乗ってみたいなあ

行き交う村の人たちはみんな活気があります
やってきたのは村のはずれ。森の中を進んでいくとなんとアンコール王朝時代の遺跡が! 知る人ぞ知る穴場の遺跡に連れてきてもらいました。

小さめですが自然と融和して美しい遺跡でした

見に来ていた人は自分たちだけ。観光客の多く集まるアンコールワット周辺ではありえないことです……
続けてバイクに乗せてもらい、今度はマングローブ林の散策へ。
足場が整備されているから楽々散策。鳥のさえずりを聞きながら森の中を歩くのが心地よい

普段見ることのできない植物ばかりです
こうして村の探検を終え、ガイドやホストファミリーのみなさんとお別れしました。帰るのが名残惜しかったです。

ガイドのホンさん。この村のことなら何でも知っています

ホストファミリーのモウンさん一家。笑顔が素敵な方々です
実はこのクナーポーでは、JICAなどの協力を経てホームステイや森林散策、農村体験といった観光開発が行われてきているそうです。その結果、女性の生計向上などにつながっているのだとか。
今回、実際に体験してみてよくわかるのは、村人の皆さんは本当にこのクナーポーが大好きで、来た人に案内したくてたまらないんだということです。私たちに対して盛りだくさんのおもてなしを、カンボジア流でしてくれました。おかげで数々のディープな体験を楽しむことができました。
みなさんもぜひカンボジアの原風景が広がるこの村を訪れて、農村の生活を体感してみませんか。